日本には、古くから香りを「聞く」という美しい表現があります
その【聞く:Listen】の発音記号をロゴマークにした、
大好きなお香屋さん「リスン」。
先日、青山にある直営店に行ってきました
建物だらけの都会の路地裏にひっそり佇むお店には、
香りだけではなく、豊かな色彩にも感性がザクザク刺激されました
購入したお香シリーズには香りある生活のイメージを膨らませるための
詩が添えられていて、これがまた素晴らし~~
例えば、私が朝起きて聞く香り「AZURE~クリアウォーター」には、
のイメージストーリーが添えられてます。(lisnのHPより拝借)
~涙のうまれた蒼空~
遠くから聞こえる轟の音。
はちきれそうな雲の隙間から
大粒の涙がこぼれだす。
涙の石の連なりはやがて細く長く
静かな糸となって地表へ向かう。
すれ違う水滴たちが抱えるのは
哀しみではなくやさしい希望。
彼らは厚い雲の上に広がる、
大きな蒼空を知っているから。。
みたいな~
このアプローチ感、お香屋さんの粋を超えてます。
TV、PC、MOBILE。
私たちの日常に欠かせないツールも決して伝えることができない「香り」。
が、シンプルな美しいコトバと写真で届いてくる。
??時間・感情・季節に合った香りのポジショニングマップ、
毎月増え続けるラインナップ、
若手クリエイターとのお香立てコラボ、
香りに合う音楽をプロデュ-ス、
などなど、お香が作り出す世界感をどんどん広げ、
常に変化と進化をしている姿勢も見習いたいです
たまには、流れに乗るために、
流れを変えるために香りの力を借りてみるのもいいですね